こんにちは!パーソナルジムLEAFの西田です。
先日、お客様との会話でこんな話が出ました。
「西田さん、最近ChatGPTってすごいらしいですね。食事管理のアドバイスをくれました!」
AIの進化ってすごいですよね〜
ちなみに僕自身、AIは毎日のように仕事で使っています。ブログの構成を考えてもらったり、経営の相談に乗ってもらったり。正直、めちゃくちゃ便利です。
なので今回は、
「食事管理をAIに全部任せたら、人はどこまで痩せられるのか?」
ということを書いていきたいと思います。
結論から言うと、かなりのところまでアドバイスしてくれます
僕自身今まで食事管理でAIを使ったことはなかったんですが、AIが出してくる食事プランの中身は、内容としてはほぼ正しいです。
もちろん、AIの種類や聞き方などによっても差はあると思います。
試しに「身長◯cm、体重◯kg、30代女性、デスクワーク中心、3ヶ月で5kg落としたい」と入力すると、こんな感じの答えが返ってきます。
- 1日の目標カロリーは約◯◯◯◯kcal
- たんぱく質◯g、脂質◯g、糖質◯g
- 朝はこれ、昼はこれ、夜はこれ
- コンビニで買うならこの組み合わせ
計算式そのものは栄養学の教科書に載っているものですし、メニューの提案も現実的です。
LEAFのブログでずっとお伝えしてきた「ダイエットはトータルのカロリー収支で決まる」「ただ減らすのではなくPFCバランスを整える」という原則も、ちゃんと踏まえた答えが返ってきます。
なので一般の方は、
「じゃあ、これ通りに食べれば痩せるじゃん」
と思うと思います。
その通りです!この通りの食事を継続できれば、痩せます。
でも、ダイエットの食事管理の本当の問題はそこではありません。
「知識がないから痩せなかった人」はほとんどいない
ここが今日いちばんお伝えしたいところです。
LEAFにお越しになるお客様に、初回のカウンセリングでよくお聞きします。「これまでどんなダイエットをされましたか?」と。
すると、みなさんけっこうYouTubeやウェブで知識を仕入れて物知りです。
糖質を減らすといい、たんぱく質は体重×◯gは摂りたい、夜遅くに食べないほうがいい、有酸素運動より筋トレのほうが……。
つまり、多くの方にとってダイエットがうまくいかない理由は「正解を知らないこと」ではないんですね。
知っている正解を、生活の中で続けられないことです!
これがめちゃくちゃ大事なんですね😅
そしてここが、AIではなかなかサポートできない部分になります。
まずはこの部分がAIではサポートが難しく、人と人ではないとサポートできない部分かなと思います。
AIに食事管理を任せたときに難しい部分
さっきの点以外でも、他にAIでは何が難しいのか4つ挙げてみます。
1. 入力する情報が正しいとは限らない
AIは、こちらが伝えた情報をもとに計算します。逆に言えば、伝えた情報が間違っていれば、答えも間違います。
食事の自己申告というのは、実際に食べた量より少なめになりやすいことが以前から知られています。悪気があるわけではなく、人間はそういうものなんです。
- 調味料のカロリーを入れ忘れる
- 「ひと口だけ」もらったお菓子は記録しない
- ご飯の量を目分量で少なめに見積もる
こういうズレが積み重なると、計算上は赤字なのに体重が減らない、という状態になります。
2. 「記録が止まったこと」に気づけない
これが個人的にはいちばん大きいと思っています。
AIとのやり取りは、こちらが話しかけないと始まりません。
最初の3日は張り切って記録します。1週間続きます。2週間目、飲み会があって記録が飛びます。3日空きます。
……そこから戻ってこなかった経験、ありませんか?😅
AIは、あなたが来なくなっても何も言いません。
LEAFの【集中コース】で専用のバインダーに毎日記録していただいているのは、栄養計算のためだけではありません。記録が途切れたときに、僕たちが気づくためでもあります。
3. 体重が止まったときの判断材料がない
ダイエットは必ず停滞します。タイムラグともいえますが。これはもう避けられません。
問題は、止まったときに「このまま続けるべきなのか」「カロリーをもう少し落とすべきなのか」「実は落としすぎていて代謝が落ちているのか」「単に水分の変動なのか」を見分けることが大事です!
ここを間違えると、さらに食事を減らして、筋肉を削りながら痩せていくという一番避けたい方向に進みます。
LEAFではインボディで筋肉量と体脂肪量を実測して、体重の中身を見ながら判断しています。
他にも身体の見た目や筋トレの重量や回数なども見ます。体重という1つの数字だけでは、正しい方向に修正しようがないんです。
4. 筋トレとセットでないと、体は引き締まらない
食事管理だけで体重を落とすと、脂肪と一緒に筋肉も落ちます。
体重は減ったのに、鏡に映る自分が思っていた姿と違う。しかも前より疲れやすい。
食事の設計をAIに任せること自体は問題ないのですが、大筋群の筋トレをセットでやらないと、目指していた身体にはなかなかたどり着きません。
むしろ、AIはこう使ってほしい
ここまで読むと「AIを否定してるのかな」と思われるかもしれませんが、まったく逆です。
特にこういう使い方は、かなり実用的だと思います。
- 外食のメニュー表を見せて「この中ならどれがいいか」を聞く
- コンビニで買える組み合わせを提案してもらう
- たんぱく質を◯g増やしたいときのレシピを出してもらう
- 食材が余っているときの献立を考えてもらう
「知識を調べる係」としてのAIは、本当に優秀です。
24時間いつでも答えてくれますし、こちらの状況に合わせて具体的に返してくれます。
僕が言いたいのは、AIとトレーナーのどちらかを選ぶ話ではないということです。
AIは「何を食べればいいか」を教えてくれる。
トレーナーは「それを続けられる状態」をつくる。
どっちも大事ですね。
大原則は、変わらない
新しい方法や便利なツールが出てくるたびに思うのですが、結局ここは変わりません。
- ダイエットはトータルのカロリー収支で決まる
- ただ減らすのではなく、PFCバランスを整える
- 筋肉を守るために、大筋群の筋トレを行う
- そして、続ける
AIが手伝ってくれるのは、上の2つまでです。
3つ目と4つ目は、今のところ人間側の仕事として残っています。
LEAFの集中コースがやっているのは、まさにここです。
毎日記録していただいて、僕たちが確認して、修正して、また記録していただく。正直、地味です😅
でもこれを3ヶ月ほど続けていただくと、多くの方が「自分が何をどれだけ食べたらどうなるか」を、自分の感覚として判断できるようになります。
まとめ
- AIが出す食事プランの内容は、基本的に正しい
- ただし、入力が間違っていれば答えも間違う
- AIは、記録が止まったことにも、停滞の原因にも気づけない
- ダイエットで難しいのは知識ではなく、続けること
- AIは「調べる係」として超優秀。むしろ使ってほしい
- 続く仕組みをつくるのが、トレーナーの仕事
「一人でやってみたけど続かなかった」という方。それは意志が弱いからではなく、一人で続く仕組みがなかっただけだと思います。
熊本・八代でダイエットやパーソナルトレーニングを考えている方は、ぜひ一度ご相談ください😊
